よくあるご質問と回答をご紹介します

こちらのページでは、お客様からカトウ工機に寄せられた、製品・サービスに関する“良くある質問”への回答を掲載しております。
お困りの方はまずこちらをご覧ください。また、問題が解決できない場合は、弊社までお気軽にご連絡いただきますようお願いします。

Q1 未加工品や、ネジ深さの浅いものが時々出る。

タップコレットによる対策

タップの切れ味が低下して、タップコレットの自動安全装置が過負荷(オーバートルク)により作動しています。タップを交換するか、タップコレットのトルク設定値をメーカーに送り確認、調整、あるいは、加工している材料に応じたタップコレットを選定してください。

タッパー本体による対策

タップ食い付き時に、ホルダが縮むなどの症状が見られたら、タッパーの「縮み力」「縮み量」などの調整を行う(商品メンテナンス情報を参照)。
また、SA-Ⅲ型、-Ⅴ型などのネジ深さ制限装置や、SA-RⅡ型などの自動逆転装置が付いている機種を使用している場合は、プログラムでネジ深さの管理が可能となる、タップコレットに自動安全装置のないTC-MO型、-N型などを使用すれば、トルクの変動を気にせず使用できます。
但し、タップの寿命管理を必ず行ってください。 (詳しいプログラムなど使用方法は、機種別の取り扱い説明書をご覧ください)

Q2 ネジゲージの止まり側が入る

多くの場合は、「タップ」に原因があります。確認される症状により使用条件に合ったタップを正しく使用してください
(タップメーカーにご相談ください)。

※その他の原因

(1)下穴と芯ずれがある、(2)送り速度が合わない、(3)切削液などが加工材に合わない、 などです。それぞれの対策を行ってください。

Q3 コレットからタップが抜けない

原因はコレットの安全装置(トルクリミッター)が作動しているのに、そのまま送り掛けたためタップにクランプボールの圧痕が付いたなどが主な原因です。抜く方法については製品メンテナンス情報をご覧ください。タップの折れ方によっては取れない場合があります。その場合は「修理品」としてメーカーへ戻してください。